応募１１点の作品より、下記の審査委員に厳正な審査をしていただきまして、以下の如く決定いたしました。


●入賞者
最優秀賞・・・山脇稜平　君（安芸桜ヶ丘高校環境建設科）
優秀賞・・・・・泉本浩次郎　君（高知工業高校建築科）
〃　・・・・・・川端有希　君（安芸桜ヶ丘高校環境建設科）
努力賞・・・・・島内勇輝　君（高知農業高校環境土木科）

●審査委員（代理出席者を含む）
三戸　雅文　（高知河川国道事務所長）
荻野　宏之　（土佐国道事務所長）
高橋　　誠　　（高知新聞社記者）
重山　陽一郎（高知工科大学）
吉田　　晋　　（高知工科大学）

●審査委員講評
　今回は、多くの作品が出品され、しかも力作ぞろいでした。高校生らしい斬新な案がいくつも見られたことは、審査員を驚かせるに十分でした。
　高校生の皆さんの力量と努力に敬意と感謝を表したいと思います。
　最優秀作品は、弓形の構造部材を交互に組み合わせたもので、非常に面白い形の提案でした。
　また、四阿だけでなく、そこへ至るアプローチまで含めて提案されていることは、利用者の視点に立って空間体験をトータルにデザインしようという意図が見受けられ、審査員一同をうならせる出来映えでした。
　今後、提案の実現にむけては、構造的な合理性、施工性、耐久性、建設費用などについて、さらに詳細を検討する必要がありますが、当初のイメージを大切にしながら、竣工を目指していただきたいと思います。 　最後に、出品していただいた皆様、関係者の皆様にお礼を申し上げます。
　ありがとうございました。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　平成21年3吉日　重山　陽一郎（高知工科大学）
●今後の展開
大学生グループによる実現可能な製作設計を完成させ、夏休みには製作を開始したいと考えております。